西武ライオンズの多和田真三郎投手が病気(自律神経失調症)で、思うような活躍ができていないため、戦力外通告を受けてしまいました。ただし、ライオンズは病気の完治を期待して、試合に出られる支配下契約からは外すものの、「育成契約」を結ぶことを検討しているようです。
多和田真三郎投手は、富士大学4年時に右肩を痛めていたにも関わらず、西武からドラフト1位で指名され、2016年に入団しました。
1年目は7勝とまずまずの成績を残しました。2年目は5勝に終わりましたが、3年目には16勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得しました。
しかし、翌年の2019年は絶不調で、その年の12月に病気(自律神経失調症)を患っていることが公表されました。2020年は1軍での登板はありませんでした。
【多和田真三郎投手の今までの成績】
2016年:18試合 7勝5敗0S 防御率4.38
2017年:16試合 5勝5敗0S 防御率3.44
2018年:26試合 16勝5敗0S 防御率3.81
2019年:12試合 1勝6敗0S 防御率5.83
2020年:1軍登板なし
僕の独断と偏見による推測ですが、自律神経失調症にかかったということは、多和田真三郎投手は温厚で優しい性格なのではないかと思います。僕の身の回りでも、自律神経失調症やうつ病にかかったことがある人で、人柄が悪い人とか性格がきつい人はほとんど見たことがありません。
身近に多和田真三郎投手がいたら、友人になれそうな気がします。だからこそ、彼が病気を克服して活躍する姿をまた見たいですね。
プロの世界で最多勝を取ったわけですから、素質や能力はすごいのではないかと思います。ただ、メンタルの状態が彼の活躍を阻んでいるのでしょう。なんせ、心と体は密接に関係していますからね。
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記事の最終更新日:2020年11月23日